Archive for the 健康と美容の知恵袋 Category
- 敏感肌のニキビケアは衣類や寝具にも工夫 - 3月 1st, 2014
- 放射線治療は正しい癌の治し方か - 9月 8th, 2011
- 人間の動機・欲望・行動について考えるとき - 5月 31st, 2011
- 眼の視力低下にも「ルーの三原則」というものが当てはまる - 5月 21st, 2011
- 眼精疲労は「眼が見えなくなる」ことに直結はしないが視力低下はある - 4月 20th, 2011
敏感肌のニキビケアは衣類や寝具にも工夫をしましょう。
衣類の種類によっては、皮膚のニキビを刺激する原因になります。寝具も同様です。次のようなポイントを知っておきましょう。
【衣類や寝具のおもな注意点」
・毛先がチクチクするウール素材などは避ける
・新品の下着は一度、水洗いしてから身につける
・柔軟剤は、かゆみをおこさなければ使用可(肌触りがサラサラして汗を吸うため、かゆみの予防効果が期待できる)
・洗濯用洗剤は、界面活性剤の含有量が少ないものを使う
・寝具は、綿100%のものを使う(ふとんやまくらの中綿は羽毛や羊毛を避ける。ダニが繁殖しにくいポリエステル綿がお勧め)
ニキビの皮膚をかいたとき、傷ができないように爪は短く切っておいたほうがよいでしょう。夜中、寝ている間にかいてしまうときは、手袋をしたり、よくかく部分に包帯を巻いたりして、皮膚に傷をつけない工夫をしましょう。
パジャマは長そで、長ズボンのほうがよいでしょう。
癌の放射線治療では、癌の病巣が縮小するまで徹底的に放射線を照射します。
私たちの体を構成する細胞は、細胞膜に包まれているときは安全な存在なのですが、放射線で細胞膜が破壊され、細胞の内容物が流れ出すと一転して危険物に変化します。
というのも、細胞の内容物はきわめて酸化力が強いために、周囲の組織を次々に酸化して破壊してしまうからです。
その結果、患部から遠く離れた細胞まで壊死(組織が破壊されて死ぬこと)してしまいます。これがクラッシュ・シンドロームです。
こうして組織破壊が広範囲に達むと交感神経の緊張は極限に達し、リンパ球は激減して免疫力が低下します。癌が再発したとき、癌細胞を攻撃する術がなくなってしまいます。
この治し方の副作用は各臓器にも及び、全身倦怠、粘膜のただれ、貧血、吐き気、皮膚の潰瘍、末梢神経障害、循環器障害など、さまざまな障害が現れます。
正しい癌の治し方
「放射線治療は抗ガン剤や手術より、体へのダメージが少ない」と言う医師もいますが、患者さんの消耗を目の当たりにすれば、この意見にはとうてい賛成できません。
最近は色んな先生が放射線治療は受けるべきでないと考えています。
人間の動機、欲望、行動について考えるとき、私たちは新皮質と理性的な脳に信頼をおきます。私たちは自由意志を信じているし、またそうでなくてはならないです。粗末であろうと、自由意志は人間性の顕著な特徴です。
それは、朝、目覚めるたびに無限の可能性をもつ自己が待っていて、毎日新しくスタートするなどということではないです。そんなものは絵空事で、永遠に廃れない虚構です。
それでも人間には、ケース・ウェスタン・リザーヴ大学のロイ・バウマイスターが″管理機能″と呼ぶものはあります。意志決定、選択、自己コントロールを行使する自己の一面のことです。
自己コントロール能は、人間の最大の強みにあげられるべきもので、順応性と柔軟性の源泉です。
人間の行動で自動的なものはほとんどないです。自動操縦装置で運転していると思っているときでさえ″管理機能″がコースを注視し、チェックし、修正するのです。
体の各部位にはドイツの動物学者W・ルーが唱えた「ルーの三原則」というものが当てはまるということをご存知でしょうか。
①使わなければ退化する。
②使いすぎたら破壊する。
③適度に使えば発達する。
これが三原則です。もちろん眼についてもその通りです。
眼がかすんだり、視力が低下する。少々眼が痛い感じがする-VDT作業をしていてこんな状態になれば「(たんなる)疲れ眼」です。
生理的な疲れですから作業を中止したり時間がたてば解消されます。
ところが、それを放置しておくと、肩が異様にこったり頭痛が起きたり、と眼以外の部位に異常が発生します。
「休む勇気を持て」といわれますが、それを手っ取り早く実践する方法は、まずぐっすり眠ることです。
子供や若者なら、たとえ一時的に視力低下したり眼精疲労になっても一晩眠れば七~ハ割方は回復してしまいます。おまけに彼らは「寝る力」を持っています。
わかりやすく説明すると、10代の若者は20時間でも連続睡眠が可能です。肉体的な疲労がピークに達していれば丸一日だって寝続けるでしょう。
でも大人は、とてもこうはいきません。自然に眼が覚めてしまうのです。トイレも近くなるので眠り続けることはできません。
「よく寝る力」、つまり「睡眠力」は、加齢によって降下をたどる上に、忙しい現代人には絶対時間が基本的に不足しています。そのシワ寄せは睡眠時間に向かいます。
眼精疲労は「眼が見えなくなる」ことに直結はしません。しかし視力低下、つまり「見えにくくなる」状態をいとも簡単に引き起こします。
いま、「眼の労働量」は史上かつてなかったほど増えています。それは自然の摂理から割り出された量をはるかに超える量です。
それなのに、個人レベルでも企業レベルでも行政レベルでも、視力低下や眼の健康への関心は薄く、眼はいまや悲鳴をあげています。自分で防衛するよりほかありません。
決して「見えて当たり前」と考えないことがその出発点です。せめて個人レベルでは眼に対するモチベーションを高めるべきなのです。
はじめて老眼鏡をつくるときは医師の診断を受けてからと述べましたが、コンタクトレンズをつくる際はそれ以上に精密な診断が絶対に必要になります。ところが残念ながら眼科に相談・検査にいらっしやる方はわずかで、それがのちのちのトラブルの要因になっているケースを、まま見かけます。
メガネをかけているところを人に見られたくない、顔の印象をメガネで変えられたくないなどの理由で、気軽に専門店に行ってつくる人が大部分を占めているのが現状ですが、コンタクトレンズは決して万人向きではないのです。
①近視の度がとくに強い人
②左右の視力の差が大きい人
③強度の乱視のある人
④職業上、メガネが使えない人(スポーツ選手など)
この四つのケース以外の人は、本当はメガネのほうがよいのです。